“toe the line” は 「規則や方針に従う」「決められたルールを守る」「上の指示に従って行動する」 という意味のイディオムです。
特に、個人の意見や好みに関わらず、組織や権威の決定に従うことを強調する表現として使われます。
語源
この表現の由来にはいくつかの説がありますが、有力なものは以下の2つです。
- 軍隊や競技での立ち位置
- 兵士が整列する際や、競技のスタートラインで「つま先(toe)を線(line)に揃える」ことから、「規則通りの行動をとる」という意味になった。
- イギリス議会のルール
- 19世紀のイギリス議会では、対立する議員同士が一定の距離を保つために、床に引かれた線を超えないように立つルールがあったと言われている。ここから「ルールを守る」「定められた範囲を超えない」という意味が生まれた。
例文
- In this company, you have to toe the line or risk getting fired.
(この会社では、ルールに従わなければクビになるリスクがある。) - Some politicians toe the party line even if they disagree.
(一部の政治家は、たとえ反対意見を持っていても党の方針に従う。) - He didn’t want to argue, so he decided to toe the line.
(彼は議論したくなかったので、おとなしく従うことにした。)
似た表現
- “follow the rules”(ルールに従う)
- “obey orders”(命令に従う)
- “comply with regulations”(規則を遵守する)
- “stick to the guidelines”(ガイドラインを守る)
ただし、“toe the line” は、これらの表現よりも「上からの圧力や義務感で従う」というニュアンスが強い点が特徴です。